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ローバーミニのステアリング位置を下げよう!
ローバーミニのハンドルは「トラックかっ!」ってほど上を向いています。
この角度、どうよ??
運転席に座ってステアリングを持つと、メーター類は正直よくみえません。
(あまり見ないけど。。^^)
身長17○cmのボクでさえコレなので、ほとんどの女の人には、メーターの視認性はゼロに近いのではないでしょうか?
メーターが良く見えないのはともかくとして、そもそもパワステじゃなくてハンドルが重い上に上を向いていると、やはり交差点で曲がる時やバックで駐車する際にはステアリングを切るのが大変なのです。「うんしょ うんしょ」って感じで思い切り回さないとハンドルが切れません。
腕の筋肉も鍛えられそう ^^
イギリス人は背が高くてこの位置がイイのでしょうが、日本人にはちょっと高すぎですね。もう少しハンドルが手前で寝て(立ってなのか??)くれたら、ドライビングポジションも良くなってもっと運転がしやすくなるし、もしかしたらハンドルを回すのも軽くなるかも!ってことで、ステアリングアジャスターなるものを取り付けてみることにしました!
ステアリングアジャスターの種類
ステアリングアジャスターを取り付けることでハンドル位置が下がり、手前に寄ります。継ぎ足しタイプのものと、ノーマルの部品と交換しちゃうものが売っているのですが、継ぎ足しタイプのものは、ステアリングが左右にガタつくこともあるようなので、今回は交換するタイプに換える事にしました。
(継ぎ足しタイプ)
(交換タイプ)
今回はミニデルタのステアリングアジャスターを購入(6728円)。
(写真左がステアリングアジャスター。右がノーマルの部品です。)
ステアリングアジャスターの取り付け
ミニデルタ97’~ステアリングアジャスターを頑張って取り付けます。
必要な工具
- プラスドライバー
- ソケットレンチ
- 1/2インチソケット
- 13mmソケット
- 10mm ソケット
- ライト(照明)
ステアリングラックのUボルトを緩める
まず、ラックのUボルトを緩めます。フロアカーペットを剥がしてUボルトのナットを探すのですが、なかなかフロアカーペットがめくれない。
ガンバッて奥側からめくります
運転席側のラックUボルト(キタナイ。。)
鉄粉らしきものが・・・(今回は見なかったことに^^;)
助手席側もめくります。
で、このナットを緩めるのですが、12mmを使ってみると入らず。13mmのソケットだとちょっとゆるい。13mmでやってみようとしましたが、ナットの頭を確実に舐めそうなので止めておきました。
インチのソケットが必要みたいです。12で入らずに13でゆるいってことは、1/2インチ(12.7mm)ですねぇ。
1/2インチのソケットなんか持っていないので、いつものホームセンターに直行! すると、なんと1/2インチだけ売り切れではないですか!!
どーしようか(ほかの店に行ってみようか?)と悩んでいたのですが、ふと横を見ると、他メーカーのもので1/2インチのソケットがぶら下がっています。ラッキー!と、早速700円くらいで購入して家に戻ります。
で、買ってきたソケットをレンチに付けようとすると。。
なんと、付かない!!
良く見ると、レンチ側のサイズが合っていません。持っているレンチのソケットとの継は9.5mm。買ってきたのは12.7mm用のものでした。良く確認もしないで慌てて買ってきてしまったのが失敗の原因です。。^^;
この日は一旦あきらめることに。。orz
ステアリングアジャスター取り付けに再チャレンジ
ステアリングラックのUボルトを緩める
再度チャレンジ!今度は1/2インチソケットでピッタリ。舐めることもなくちゃんと弛めることができました。ステアリングラックのUボルトは必ず運転席側と助手席側の両方を弛めておきます。そして、弛めすぎて外しちゃうと、たぶんタイヘンなことになりますので注意が必要です^^
ハンドルのコラムカバーを外します
次にコラムカバーを外します。
下から見ると3本のネジで留まっています。ここはプラスドライバーで簡単にクリア。3本のネジが留まっているのは下側のみ。
カバー上側はこの状態では外すことができなかったので、先にステアリングコラムのボルトを外してハンドルを下に下げます。
ステアリングコラムブラケットのボルトを外す
写真中央のボルトを外すと、ハンドルとシャフト全体がが下に落ちます。このボルトは13mmのソケットレンチで外せました~^^
これで上側のコラムカバーも外せます。
ようやくノーマルの小さいブラケットが顔を出してくれました^^
ノーマルのブラケットを外す
ノーマルのブラケットを外します。下側から覗いたところ。ここは10mmのレンチがピッタリなので、楽チンです。2本手探りで外します。
左側には黄色のスペーサー的なものが、右にはワッシャーが2枚挟んであります。換えるステアリングアジャスターを取り付ける時に間違えないように。。
大きさが結構違いますね。
ステアリングアジャスターの取り付け
外したのと逆の手順で2本のナットでステアリングアジャスターを留めます。
簡単に書きましたが、ここが最大の難所かもしれません(夜で暗かったからだけのような気もしますが^^;)。下から覗き込まないと、上手くボルトを留めることができないし、配線がすごく邪魔をします。横着をせずに配線を外してから取り付けることをおススメします。
コラムをボルトで取り付けます。
こんな感じ(ボケててすみません。。)
最初に弛めておいた運転席側・助手席側のUラックボルトを忘れずに締めましょう
コラムカバーを取り付けます。
配線が干渉して、上下のコラムカバーが上手く合わない
なので、とりあえずタイラップで留めちゃいます^^;
ということで、かなり暗くなっちゃいましたが、無事にステアリングアジャスターの取り付けが終わりました~!
でも、じつは無事にとはいかなかったのです。。泣)
それは、また今度。
(ステアリングアジャスター取り付け前)
(取り付け後)
ステアリングアジャスターを取り付けた効果
今回、悪戦苦闘の末、ローバーミニにステアリングアジャスターを取り付けてみたのですが、交換した効果というか感想です。
1.トラックのようだったハンドルの角度が普通の車のハンドル位置になって、ステアリング操作がかなりしやすくなったと家中の評判です^^
2.重たかったハンドル操作が、かなり軽く回せるようになる!
3.メーターがやっと見えるようになってヨカッタ。
4.ウインカーもやりやすい!
5.ドライビングポジションは、すこぶる良くなる。
6.Dレンジでの信号待ちで、ハンドルの振動がひどくなった。
7.背の高い人は乗り降り時にハンドルが少し邪魔になるかも。
8.ステアリングも交換したくなっちゃうかも?
9.この作業は、夜にやるものではありません。。
(取り付け前)
(取り付け後)
そして翌日・・
家に届いたものは?
そう、ステアリングボス。。
せっかくステアリングの位置が下がってポジションが良くなったので、次はハンドルを換えなくちゃですね♪(あ、その前にマフラーかな^^;)