ローバーミニのブレーキパッドを換えてみた件(DIY)
今は何とかディスク鳴き止め剤で症状は治まってはいるものの、鳴き止めスプレーの効果が切れると、また「きぃ~~」っとなってくるに違いない。
いつ鳴きはじめるのか、ドキドキしながらブレーキ踏むのも精神衛生上よくないし、その度にスプレーするのも手間なので、ブレーキパッドを換えてみることにしました。
ネットで頼むと翌々日に届いたレターパック
新品って!?
中身はこんな感じ
EBCグリーンパッドと鳴き止めシム(5690円)、そしてブレーキパッドピン。ブレーキパッドピンは純正スチール製(245円)と、これいいんじゃない?と思った「ステンレスのワンタッチパッドピン(3390円)」を衝動買い^^
EBCのグリーンパッドを選んだ理由は、単に「コストパフォーマンスが良さそうだったから」です。値段と謳っている性能のバランスで。
ヨーロッパのモータースポーツシーンで実績のあるEBC製ブレーキパッド。このグリーンスタッフは、ストリートを重点にスポーツ走行までカバーできるお奨め商品です。スポーツコンパウンドを使用し、フェード温度550℃。ブレーキダストが少ない設計の為、ホイールの汚れも今までよりは緩和されます。また、EBCはリーズナブルな価格設定も見逃せません。
色々評価とか見ると、値段の割に悪いことが書かれていないような・・
エンドレスとかディクセルMパッドとかも考えたのですが、1万円以上もするので今回は却下。
ブレーキパッドの交換
早速ブレーキパッドを交換しま~す。
まずはジャッキアップしてタイヤを外して・・
ブレーキが出てきたところで・・
ブレーキパッドをおさえているパッドピンを外します。
割ピンの折曲げてある先の部分を伸ばして、ラジオペンチで引き抜くだけ。
今回、このパッドピンは使わず(いや、そもそも「再利用不可」じゃないのかい)、新たに買った「錆びないステンレス製のワンタッチピン」に交換しちゃいます!
(左が外した純正パッドピン、右がワンタッチピン)
そしてブレーキパッドをおさえているクリップを取ると・・
ブレーキパッドが取り外せる状態になります。
ただ、このままだとピストンとローターに挟まれたブレーキパッドは、クリアランスがないので、手では簡単にひっぱり出せません。普通は専用のセパレーター等で隙間を開くのですが・・
こんなものを持っていないボクは「力技」でいきます^^
付いているブレーキパッドを使って、手でピストンを押し開く!
はい、取れました♪
ん~、表面が「鳴きまっせ!」という感じ。。(どんな感じやねん)
そして、EBCグリーンパッドを取りつけます。
あ、忘れてた。新しく付けるEBC緑パッドの裏にシムを貼り付けなくっちゃ。
最近の車のシムは金属製が多いように思うんだけど・・
(下の写真はホンダの車のブレーキパッドとシムです)
そもそも、シムすら付いていない元々付いていたブレーキパッド。
DELPHI(デルファイと読むのか?)調べてみると、ノーマルで付いているブレーキキャリパーのAPロッキードで出しているブランドのようです。
ともかく、付属のシムはゴムっぽい素材でシールを剥がしてペタっと貼ってみます。
こんなんで効くのかな~?
と思いつつ、ないよりはマシか。
そうそう、面取りもしておこ~!
角をヤスリで軽く面取りしました。
お!
今回のブレーキパッド(EBCグリーンスタッフ)は真ん中にスリットが入ってますね(今頃気づく)。これもブレーキ鳴きに効果があるそうです(振動周波数が減ったり、ブレーキダストがたまりにくくなるとの事)。
シム面にグリスを薄く塗って、キャリパーにパッドを収めます。
パッドをおさえるクリップを乗せて、パッドピンを取りつけます。
ワンタッチで楽チンです♪
これで何回でも取り外し自由!
ま、問題がなければ、あまり取り外しする必要はない場所ですか・・^^;
正面から見た図
斜め後ろから見た図
ブレーキパッド交換終了です!
かかった時間は1時間弱ってところでしょうか?
ブレーキパッド交換の効果はいかに?
ブレーキパッドを交換して、約1ヶ月。
まず、ブレーキパッドを交換した原因のブレーキの「キィーキィー音」は、めっきり鳴りを潜め、ブレーキ鳴きは完治したようです^^v
さらに、、EBCグリーンパッドに換えてから、ホイールに付着するブレーキダストもめっきり少なくなりました(ホイールの汚れは、少なくとも1/3以下だと思います)。
ということで、ローバーミニでブレーキがうるさくて困っている方は、とりあえずブレーキパッドを交換してみてはいかがでしょうか? それほど高価なものでなくても十分効果があると思います♪